◆食育通信「だんらん 第7号」
石狩市立若葉小学校 2009年12月18日
雪が積もり、気温も下がり、調子を崩しやすい冬がやってきました。かぜは1週間くらいで回復する場合が多く比較的軽い症状でおさまりますが、インフルエンザは重症化すると命に危険が及ぶ場合があります。それでは、どのような食事をするといいのでしょう。今回はかぜと食事についてお知らせします。
1,どうしてかぜをひくの?
かぜの多くはウイルスが原因です。空気中にただよっているウイルスが鼻やのどに入って、鼻水やのどの痛み、発熱、せきなどが起こります。かぜは正式には「かぜ症候群」といいます。かぜを引かない為には、ウイルスを体内に入れないことと、体の抵抗力を高めることが大切です。日頃から栄養をしっかりとって、運動と休養をするようにしましょう。
2,かぜをひいた時の食事と対処法
十分な予防対策をしていても、かぜやインフルエンザにかかってしまうことがあります。ひいてしまった場合は、悪化させないように気をつけましょう。
3,レシピ…かぜをひいたときにおすすめ
「卵と豆腐のほかほか雑炊」
□一人分:エネルギー量 約374キロカロリー
□材 料:
・ご飯 茶碗1杯弱 ・卵 1個 ・豆腐 1/6丁 ・にんじん 1/4本 ・大根 40g・ほうれん草 1株
・生姜 薄切り2枚 ・酒 小さじ1 ・醤油 小さじ1 ・だし汁 1と1/2カップ ・塩 少々
□作り方:
①大根とにんじんは皮をむいて、薄いいちょう切り、豆腐はさいの目に切り、生姜は千切りにする。ほうれん草はゆでて
3cmくらいに切る。ご飯はざるに入れて、洗い、水気を切っておく。
②だし汁の中に大根とにんじんを入れて煮る。軟らかくなったら豆腐と生姜を入れて酒と醤油と塩を加え、一煮立ちさせる。
③②にご飯を加えて軽く混ぜ、ほうれん草を上にのせる。
④最後に溶き卵を回し入れ、半熟状態にしてできあがり。
4,ことわざ「人のごぼうで法事する」
このことわざと同じような意味をもつことわざに「他人のふんどしで相撲を取る」「他人の念仏で極楽参り」などがあります。ごぼうを栽培し、食用にし、多量に食べているのは日本人だけだそうです。ごぼうには、強精作用・利尿作用・発汗・解毒作用・解熱作用があります。