Archive for the ‘学校便り’ Category

学校便り巻頭言 6月30日発行

2010年6月29日

「たくましい双葉の子」の育成を

~ 子どもは子どもたちの中で育つ ~

                                 校長 西木 祭

 

 6月から7月にかけて、各学年では見学旅行をはじめとする様々な体験学習(校外での学習)が予定されています。これもまた、集団行動を学ぶたいへん良い機会です。運動会が終わると、早速6年生は修学旅行の準備にとりかかっています。記録係では、校長先生にインタビューとのことで、児童が6名ほど校長室にやってきました。

役割分担よろしく、カメラを回す子、合図を送る子、インタビューをする子など、実に手際よく行い、風のように校長室を去っていきました。いつもいつも先生がそばについていなくとも、自分たちで行動できるたくましさを感じました。

 見学旅行の第1回目は、24日の1年生でした。

私も引率として円山動物園に一緒に参加しました。

1年生は、運動会も経験し、ずいぶんと逞しくなってきました。当日は、グループごとに見学するなど、自分たちの力で行動しました。「子どもは子どもたちの中で育つ」ということを実感した一日でした。

 「たくましい双葉の子」の育成が私たち教職員の願いであり、仕事です。今後とも「自主・自立・共生」の精神あふれる学校づくりに努力していきたいと考えます。

 さて、早いもので明日から7月。3週間ほどで夏休みです。本校では、前期第1節の学習を夏休み明けにつなげていくために、長期休業中に数日、児童対象に学習の支援日を設定します。詳細は、後日お知らせいたしますが、どうぞご活用下さい。

 

 

 

学校便り「ふたば」4月8日発行

2010年5月13日

『地域に生きる』

2010年3月5日
学校便り「わかば」第13号
石狩市立若葉小学校
『地域に生きる』 
校 長 菊 崎 睦 裕
 
いよいよ若葉小学校としての教育活動も残すところわずかとなりました。学校では、3月19日(金)の第33回卒業証書授与式に向けた取り組みが始まりました。卒業生は、『若葉最後の卒業生、笑顔で最高のスタートをむかえよう』とテーマを設定し、一人一人が小学校生活のまとめを行い、中学校への準備を進めています。在校生は、卒業生への感謝と新たな学校での進級に向けた決意を胸にがんばっています。
2月10日(水)には、双葉小学校の開校に向けた説明会、19日(金)には、新1年生の入学説明会を行いました。また、23日(火)には、紅葉山小学校の職員と合同で、双葉小の教育活動の進め方についての会議も行い、開校にむけた準備を整えつつあります。
2月24日(水)に5・6年生による総合的な学習の時間の取り組みの発表会が「ポスターセッション」という形で行われました。テーマは、『自分たちの住んでいる地域をよりよくするために』でした。子ども達は、地域の良さ(挨拶があることや人とのふれあい)や困っていること(主に、犬の糞尿の後始末)、自分たちにできることなどを考え、発表し合いました。
子ども達が自分たちの住んでいる地域を、よりよくするために『見つめ直し』、『気づく』活動を通して、『実行』していこうとする一連の活動がとても大切です。地域をよりよくしていく主体者としての関わりが『子ども達自身』となっていくからです。今回の学習が、地域の中で少しでも活かされることを期待しています。各町内会長さんにおかれましては、是非、子ども達とコミュニケーションしていただきたいと思います。よろしくお願いします。
また、地域との関わりでは、4年生が世界寺子屋運動の一環として、『書き損じはがき』を集めています。地域や保護者の方々の温かいご理解とご協力によってたくさん集まっています。
このようなことが、子ども達を地域で育んでいくことになるのかと感じます。ありがとうございます。
2月10日(水)に、本校体育館で、双葉小学校教育説明会を行いました。双葉小学校の教育目標や教育活動の重点、主な学校行事などについて説明を行い、その後質疑応答の時間を持ちました。説明会では、通学路に関しての質問や参観日の設定についての要望などが出されました。当日の質問意見をふまえた双葉小学校の教育に関する資料を、各家庭に配布する予定です。
2月16日(火)、本校の総合的な学習の時間(低学年は生活科)で、自分たちで設定したテーマについて調査活動をしてきた成果を互いに発表しあう『いきいき集会』が行われました。模造紙や紙芝居、映像などにまとめたものをもとにして、どの学年も一生懸命に発表しました。また、縦割り班で行動して発表を聞いたので、発表前に低学年の子を高学年の子が励ましたり、発表後に労ったりするあたたかな姿も見られました。
閉会式終了後、校舎完成集会として、改修工事関係者の方を招いて全校児童で感謝の気持ちを伝えました。また、当日は全日公開日としましたので、集会だけでなくほかの時間の授業も参観いただきました。本当にありがとうございました。
2月10日(水)に、6年生を対象としたバイキング給食を実施しました。子どもたちは、迷ってしまうほどの料理を前に、楽しそうに盛りつけていっていました。小学校での思い出が、また一つ増えました。
本校の総合的な学習の柱の一つである地域とのふれあいの活動『ふれあい若葉』が、12月の中学年(北陽幼稚園との交流)に引き続き、2月3日(水)に低学年が実施しました。当日は緑苑町内会の「元気かい」の皆さんを中心においでいただき、一緒に昔遊びを体験しました。子どもたちは優しく指導してもらい、昔遊びにますます興味を持ったようです。

『平成22年のスタートに当たって』

2010年3月5日
学校便り「わかば」第12号
石狩市立若葉小学校

『平成22年のスタートに当たって』
校長 菊崎睦裕
1月8日(金)に、例年よりもかなり早く後期第4節がスタートしました。冬休み中、子供たちには命にかかわる大きな事故もなく、元気にこの第4節を迎えられたことをたいへん嬉しく思います。ご家庭でのご指導、ご配慮に感謝申し上げます。
授業開始集会では、「努力してきたこと、できるようになってきたこと、わかってきたこと。友達を思いやる言葉遣いをすること。そして、自分の命や体は自分で守ること。」の3つを話しました。
 さて、若葉小学校としての教育活動も残すところわずかとなりました。子供たちは、11月28日に行われました閉校式典で「新しい友達をたくさん作って、笑顔の絶えない学校にしたい、お互いの良さを認め合って、今よりもすばらしい双葉小学校にしていきたい。」と発表しました。このことは、我々教職員もそう願っていますし、もちろん、保護者の皆様も同じだと思っています。
これから閉校や統合校の開校に向けた準備や取り組みで慌ただしくなります。若葉小学校の児童として、子供たちが落ち着いて学習や生活ができるように、そして、双葉小学校の開校につなげていきたいと考えています。
そのために、本校職員一同一丸となって努力していきます。最後の最後まで保護者、地域の皆様の変わらぬご支援、ご協力をお願いします。

わかば 第8号

2009年11月6日
わかば
第8号 H21.10.30 石狩市立若葉小学校

学校教育目標 「やさしい子  がんばる子  かんがえる子 げんきな子」

11月の月目標 「落ち着いて生活しよう」

『成せばなる・・・』 
                           校 長 菊 崎 睦 裕
 

鮮やかな紅葉が秋の透き通る青空に見事に映えていた学校周辺の木々。落ち葉を踏みしめる音が冬の訪れを間近に感じさせる季節となりました。
 新型インフルエンザによる学級閉鎖(1年と6年を除く)を、再度実施しました。現在、本校においては少し治まっていますが、まだまだ予断を許さない状況には変わりありません。引き続き、ご家庭でもご配慮をいただきたいと思います。

今、学校では本校最後の学習発表会に向けた取り組みが始まりました。テーマが『なかま~チームワークで思い出に残る最高のステージに仕上げよう~』です。子ども達の意気込みが伝わってくる良いテーマです。また、『本校の最後』を意識した発表内容もあり、とても楽しみです。
学習発表会の取り組みを通しての願いは、劇でも、器楽演奏・合唱でも、テーマにあるようにクラスの仲間と一緒に作り上げていく喜びを、それぞれの学年なりに感じてほしいということです。

『成せばなる 成さねばならぬ 何事も 成さぬは人の 成さぬなりけり』という歌があります。大事なことは、『やろう』『がんばろう』という気持ちを持つか、持てるか、です。子ども達にやる気や意欲をはぐくむことができるよう、私たちは指導・支援していきます。その関わりが子ども達の自信を深めることにつながっていくと思います。
本校最後の学習発表会どうぞ楽しみにしてください。

学級閉鎖による授業時数の確保について
前回のインフルエンザによる臨時休校(学校閉鎖)等に続き、今回の学級閉鎖(2~5年、大空)で授業時数の確保が一層厳しい状況になっています。
現在、授業時数を確保するため検討しています。具体的な対応を決めましたら、文書等でお知らせします。ご理解とご協力をお願いします。