『地域に生きる』
校 長 菊 崎 睦 裕
いよいよ若葉小学校としての教育活動も残すところわずかとなりました。学校では、3月19日(金)の第33回卒業証書授与式に向けた取り組みが始まりました。卒業生は、『若葉最後の卒業生、笑顔で最高のスタートをむかえよう』とテーマを設定し、一人一人が小学校生活のまとめを行い、中学校への準備を進めています。在校生は、卒業生への感謝と新たな学校での進級に向けた決意を胸にがんばっています。
2月10日(水)には、双葉小学校の開校に向けた説明会、19日(金)には、新1年生の入学説明会を行いました。また、23日(火)には、紅葉山小学校の職員と合同で、双葉小の教育活動の進め方についての会議も行い、開校にむけた準備を整えつつあります。
2月24日(水)に5・6年生による総合的な学習の時間の取り組みの発表会が「ポスターセッション」という形で行われました。テーマは、『自分たちの住んでいる地域をよりよくするために』でした。子ども達は、地域の良さ(挨拶があることや人とのふれあい)や困っていること(主に、犬の糞尿の後始末)、自分たちにできることなどを考え、発表し合いました。
子ども達が自分たちの住んでいる地域を、よりよくするために『見つめ直し』、『気づく』活動を通して、『実行』していこうとする一連の活動がとても大切です。地域をよりよくしていく主体者としての関わりが『子ども達自身』となっていくからです。今回の学習が、地域の中で少しでも活かされることを期待しています。各町内会長さんにおかれましては、是非、子ども達とコミュニケーションしていただきたいと思います。よろしくお願いします。
また、地域との関わりでは、4年生が世界寺子屋運動の一環として、『書き損じはがき』を集めています。地域や保護者の方々の温かいご理解とご協力によってたくさん集まっています。
このようなことが、子ども達を地域で育んでいくことになるのかと感じます。ありがとうございます。
2月10日(水)に、本校体育館で、双葉小学校教育説明会を行いました。双葉小学校の教育目標や教育活動の重点、主な学校行事などについて説明を行い、その後質疑応答の時間を持ちました。説明会では、通学路に関しての質問や参観日の設定についての要望などが出されました。当日の質問意見をふまえた双葉小学校の教育に関する資料を、各家庭に配布する予定です。
2月16日(火)、本校の総合的な学習の時間(低学年は生活科)で、自分たちで設定したテーマについて調査活動をしてきた成果を互いに発表しあう『いきいき集会』が行われました。模造紙や紙芝居、映像などにまとめたものをもとにして、どの学年も一生懸命に発表しました。また、縦割り班で行動して発表を聞いたので、発表前に低学年の子を高学年の子が励ましたり、発表後に労ったりするあたたかな姿も見られました。
閉会式終了後、校舎完成集会として、改修工事関係者の方を招いて全校児童で感謝の気持ちを伝えました。また、当日は全日公開日としましたので、集会だけでなくほかの時間の授業も参観いただきました。本当にありがとうございました。
2月10日(水)に、6年生を対象としたバイキング給食を実施しました。子どもたちは、迷ってしまうほどの料理を前に、楽しそうに盛りつけていっていました。小学校での思い出が、また一つ増えました。
本校の総合的な学習の柱の一つである地域とのふれあいの活動『ふれあい若葉』が、12月の中学年(北陽幼稚園との交流)に引き続き、2月3日(水)に低学年が実施しました。当日は緑苑町内会の「元気かい」の皆さんを中心においでいただき、一緒に昔遊びを体験しました。子どもたちは優しく指導してもらい、昔遊びにますます興味を持ったようです。